いかに名医でも、患者以上に患者のことが分かるはずがないのです。医者は、「今朝の通じは?食欲は?」と患者に聞きますね。
いかに住まいの名医でもその住まいに住んでいる「住み手」に聞かなければ分からないことが多くある。しかし、患者は自分を医学的に診断した処方菱を書くことはできない。したがってへ住まいの診断を受ける場合は、かならず、建物の代わりになって「具合の悪いところ」を調べて、医者である専門家(建築士)にその具合を正しくわかるようにすることが必要だ。
専門家は、それを基にして不足な情報を入手するべくして、調査の予定をたてることになる。では、居住者はどんなチェックをしたらいいのでしょうか。整理しておきたいところです。
- 雨漏りの場所、日時を記録しておく。
- 床なりする場合は、床なりした日とその場所を図面に記入しておく。
- 基礎などに亀裂が生じたら気づいた日と場所を図面に記入しておく。
- どんな生活騒音がいつ頃、どの場所でどの程度聞こえるのか記録しておく。
- 基礎周辺の地盤がいつ、どこで沈下したのかを記録しておく。
- 天井や屋根裏で、いつ、どの位置でバチッ!とかビーン!とか音がしたか記録しておく。
- 朝の一番水を取り、その色を前もって調べておく。
- 口頭ではなく、業者が約束したもので書面になっているものは、必ず見せる。
これだけの予診資料があれば鬼に金棒だ。問診にも正確に答えないと誤診になってしまう。住てならではのチェックは欠かすことはできないものになっているのです。
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